当研究所は、赤ちゃんの排泄に寄り添う『おむつなし育児研究所』として2009年より現在まで活動してきました。そしてこのたび、「こどもと家族の排泄サポート研究所」という新名称で、活動を展開していくことになりました。
新名称に変わる主な理由は、子どもの排泄をめぐる課題に対しての、より広い視点からの対応が、今、社会から求められているためです。
当研究所はこれまでの活動の中で、赤ちゃんの排泄に関する相談はもちろん、幼児期や学齢期など様々な年齢の子どもの排泄に関する相談を受けてきました。
こうした相談から見えてきたのは、子どもの排泄関連の問題は年々深刻化しているという現実です。子どもの5人に1人が便秘だったり、幼児期を過ぎてもおむつが外れない子に対して保護者が虐待に近い言動をしてしまう、などの現実です。 それにも関わらず、排泄はネガティブなイメージが強いこともあって、誰もが気軽に相談できる機会がほとんどありませんでした。
当研究所は、「こどもと家族の排泄サポート研究所」という新名称になることで、おむつなし育児の知見から得た「自然で気持ち良い排泄の大切さ」をより広い視点から伝えると共に、排泄に関しての幅広い相談に対応できる人材を育成する活動を実施していきます。
なお、新名称「こどもと家族の排泄サポート研究所」は4月1日から正式に使用されますが、ウェブサイト等の様々なSNS媒体での組織名の表示変更は、徐々に行っていく予定です。 ご理解いただけますと幸いです。 後日、名称変更に伴う新しいロゴを発表します!お楽しみに!
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